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Epargne フランスの人気貯蓄預金
フランスの預金供託公庫(Caisse des dépôts)によりますと、貯蓄預金LivretAと持続可能な開発貯蓄預金LDD(Livret de Développement)の2011年の預金額が2869億ユーロとなり、2008年以来最高額を記録しました。
(2012年1月23日 Caisse des dépôtsの報道発表)
Livret Aは、フランスで最も人気がある非課税貯蓄商品で、最高預入限度額は15 300ユーロ、金利は2.25%(2012年1月現在)。LDDは、成人納税者を対象にしたもので、最高預入限度額は 6 000ユーロ、金利はLivret Aと同じです。 このほか、フランスの貯蓄商品にはassurance-vieもあります。
Media アンヌ・サンクレールさん仏版ハフポの編集長に就任
アメリカのインターネット新聞、ハフィントン・ポスト(Huffington Post)が、フランス版を始めました。 編集長は、アンヌ・サンクレールさん。サンクレールさんは、性的暴行事件を起こしたドミニク・ストロスカーン前IMF専務理事の夫人として注目を集めましたが、 それ以前にフランスでも最も人気の高いジャーナリストとして長いキャリアを持っています。
ハフポ(ハッフィントン・ポストの略称)は、2011年6月にアメリカでの読者数が3700万に達し、世界で最も重要なネット新聞になりました。フランス版は、
カナダ、イギリスに次いでアングロ・サクソン圏外初のバージョンです。
(2012年1月23日 Huffington Postフランス版、Elleほか)
Mobile 携帯電話
1月10日、フランスで4番目の携帯電話サービス、Free Mobileが2種類の格安サービスを発表しました。 月19.90ユーロの契約は、期間の制約がなく、通話、メッセージ(SMSとMMS)が無制限、ネットは3Goまで接続可能で、 インターネット接続サービスFreeBox加入者は、15.99ユーロと割安になります。もう1つは月2ユーロの契約で、1時間の通話と60回のメッセージ(SMS)が利用できます。
Free Mobileの発表に続いて、既存の3社(Orange, SFR, Bouygues)も価格を下げ対応をしましたが、 18日付のル・パリジャン紙によりますと、Bouyguesは3日間で300 000人の顧客を失ったと見られています。
フランスの携帯電話事業者の変更手続きを行っているGIE EGPは、変更希望者はこれまで1日平均1万~1万5000件だったのに対し、Free Mobileの参入後は3万5000~4万件に増えているとフランスメディアに伝えています。
(2012年1月18日、Free Mobile、Le Parisien、Le Figaro)
AAA フランスの国債格付け
1月13日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、フランスの国債格付けを最上のトリプルA(AAA)からAAプラス(AA+)に1段階引き下げました。 ル・モンド紙の電子版は、「ドイツは最高位の格付けを維持していることから、サルコジ大統領の失敗と受け止められるだろう」と伝えています。
一方、別の格付け会社ムーディーズは16日、フランス政府の債務削減措置を評価し、フランスのトリプルAを維持と発表しています。
(2012年1月16日 Le Monde)
S&Pの発表は、フランスの大統領選挙のちょうど100日前で、13日の金曜日でした。
現政権への不満は、大統領選に立候補している国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首に票を投じる動きにつながるという見方も出ています。
パリの空の下から:預金と大統領選
フランス人の人気貯蓄先はLivret Aですが、1人1口座に限られており預入額の上限もあるため、すでに上限に達している預金者も多いそうです。 Livret Aは、郵便貯金や貯蓄金庫が取り扱っていた貯蓄貯金でしたが、2008年に規制が緩和されてフランスの銀行各行も扱い始めました。
集められた資金は、預金供託公庫(CDC, Caisse des dépôts )が低家賃住宅(HLM)の建設のための融資として運用されています。
住宅不足はフランスの深刻な社会問題の1つですが、社会党のオランド候補が1月26日に発表した公約の中で、Livret Aの最高預入限度額を15 300ユーロの2倍、30 600ユーロに引き上げて住宅建設の原資を増やす方法を提案しています。
フランスの大統領選挙まで3ヵ月に迫り、世論調査各社はオランド候補の優位を伝えています。 一方、支持率が低迷しているサルコジ大統領について、25日のル・モンド紙は1面で弱気になっている大統領の様子を伝え、 テレビニュースの映像や新聞各紙の写真を見ると疲れた表情の大統領にクローズアップしています。
「メディアはニュー・フェイスを求めている」と先日会食したフランス人の友人はこう言うので、
「メディアは国民の期待を伝えているのではないのか」と切り返すと、「鶏が先か、卵が先か( Qu'est-ce qui est apparu en premier : l'œuf ou la poule ? )」と冷笑。
彼は、メディアの取り上げ方が世論調査に影響し、オランド候補を優位に位置付けていると考えているようです。
(2012年1月26日記)
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